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カウンセラーより|ART女性クリニック

不妊カウンセラーより

 一般に不妊治療は、御夫婦お二人揃っての受診が理想的と言われますが、実際は御主人様も御多忙で、お二人での受診は難しいのが現実です。 お仕事を休まれたり、あまり気の進まれないご主人様を無理にお連れになっても、通院や治療そのものがストレスになりかねません。 治療を始めてからケンカが多くなってしまわれた御夫婦も少なくないでしょう。私も不妊治療を経験しましたが、治療中は精神状態が不安定になることが多くありました。 生理が始まるたびに夫に八つ当たりし、子供を授からないのは、夫と縁が無いからだと決めつけたり、流産を繰り返すのは、自分が母親になる資格の無い女性だからだと思い込んで自暴自棄になったり・・・。 悪意の無い些細な一言に傷付いたり、知人の出産を心から祝福出来ない自分が嫌になったり、親戚や友人の集まりを避けたり、自分が全く価値のない人間に思えてしまったり・・・。 やはり経験した者にしか理解できない苦しみがございます。私自身も体外受精の為に、県外の病院まで一人で泣きながら通院した日々のことを、今でも忘れることが出来ません。 「不妊治療は当然二人で」という「理想」にこだわる必要はございません。当院では、最初は奥様お一人でいらっしゃる場合が多いようです。 まずは奥様が一通り検査を済まされた後の方が、ご主人様に話し易いと言う方もいらっしゃいます。夫婦間でも子供が欲しいと思う気持ちに温度差があるのが普通です。 努力が報われない、光の見えないトンネルの中で、ご自分を追い詰めていらっしゃいませんか? もっと手抜きを覚えて、頑張っておられる御自分を褒めてあげてくださいね。 全力で羽ばたき、飛び続けてこられた、羽を休めにいらっしゃいませんか?