ホーム体外受精
体外受精|ART女性クリニック

体外受精 (IVF)

 体外受精とは、奥様の卵巣から採取した卵子と、ご主人様の精子を、文字通り体外で受精させて、分割した胚(受精卵)を、子宮の中に戻すという方法です。

体外受精
 卵子1個に対して約10万匹の運動精子が必要です。



体外受精の方法

 体外受精の卵巣刺激法として、基本的には2つの方法を行っております。どちらの方法にも長所と短所がございます。 一日も早く効率的に妊娠したい、注射でも手術でも必要なことは全て受け入れる、副作用が怖い、赤ちゃんに悪い影響があるのでは、等々、皆様それぞれ不安や焦りを抱えておられます。 しかし、患者様にそれぞれの治療内容を理解していただき、納得した上で治療をお受けいただけることを私達は望んでおります。 体外受精のカウンセリングの際に、御夫婦のお考えをお聞かせ下さい。御夫婦の御希望を踏まえた上で、最善の方法をご提案致します。

1 標準的方法(ロング法)
 多くの卵を採卵できるように、注射で卵巣を7〜10日間毎日刺激します。通常10個ぐらい採卵できます。学会の規定に基づき、胚移植できる受精卵は1〜2個ですから、その他のグレードの高い受精卵は凍結保存します。 採卵に至るまでの準備期間の身体的・経済的負担が大きいのですが、一度の採卵でたくさんの卵を得られる効率の良い方法です。妊娠の成績も一番良いです。 デメリットは、卵巣が腫れて卵巣過剰刺激症候群になる方がいらっしゃることです(全体の2〜3割)。

2 体に優しい方法(自然に近い方法)
 排卵誘発剤(内服薬と少量の注射)を使って、4〜5個採卵するようにします。一度の採卵で1〜2回しか移植できないので、治療の効率は下がりますが、採卵による身体への負担が小さい楽な方法です。

特殊な場合
3 GnRHアンタゴニスト法
 多嚢胞卵巣症候群や前回の体外受精で卵巣過剰刺激症候群になられた方で、卵巣が腫れやすい方にお勧めしております。 自然の排卵を抑える為にロング法で使用するGnRHアゴニストの代わりにGnRHアンタゴニストを使用したり、または卵を成熟させるためにロング法で使用するhCGの代わりにGnRHアゴニストを使用することによって卵巣の腫れをある程度予防することが出来ます。