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2010年卒院メッセージ|ART女性クリニック
( 匿名希望 ) 41歳

 通院して約2年。このメッセージを書ける日が来るなんて・・・ずっと願ってはいたけれど、なかなか自分が思うようには進まず、何度も心が折れそうになったり治療を休んだりしたこともあり、今こうして卒院することにまだ実感がわきません。私は30代半ばで結婚しすぐにでも子供が欲しいと思い、いくつか別の病院に通院していました。検査をしても特に異常は見当たらず、タイミングの指導を受けたりしましたが授かることはなく、かといってステップアップする勇気もなく、治療をやめたらきっと出来るはずと安易に考え2年ほどお休みしました。そして気付いたら30代最後の年になり、焦りと不安・・・そしてもしかしてできるかもという期待を胸にこちらのクリニックへ通うことに決めました。しかし検査の結果、子宮筋腫が見つかり手術、自分はスタートラインにも立てないのかと涙が止まりませんでしたが、前に進むには筋腫を取るしかないと、先生を信じおまかせしました。数ヵ月後、子宮もきれいになったし今度こそ大丈夫と思って人工授精を試すも結果は出ず、次はポリープが見つかり、また手術。年齢的なこともあり先生から体外の話を聞いた時は正直そこまでして?と考え、落ち込み、悩みました。でもここで諦めて「もしあの時治療を受けていたら授かったかも」という後悔だけは絶対したくなかったので、1回だけ頑張ろう、これでダメだったら諦めようと自分に言い聞かせ治療へ進むことに決めました。1回の採卵で2個顕微授精し、1個を戻し妊娠するも稽留流産!!そして最後の1個が願いを叶えてくれました。まだまだこれから不安もありますが、この子の力を信じ、無事生まれてくれますようにと祈るばかりです。結婚してから、子供のことが頭から離れたことはなく、私たちより後に結婚した人達が2人目、3人目を出産したのを聞き、取り残されたような寂しさ、公園で遊ぶ親子連れを見るたびどうしてみんな当たり前にしていることが私たちには出来ないんだろうという空しさ、生理が来るたびに振り出しに戻るやるせなさ、そんな思いを繰り返し、この数年、出口の見えないトンネルの中をさまよい、どこまでがんばればいいのかわからなくなることも度々ありました。でも辛かった分、これからは幸せなことが多いはず、きつかった分、少々痛いことも我慢できるはず、そして弱かった自分が少し強くなれたはず・・・と、この経験も決して無駄ではなかったとすこしずつ思えるようになってくるのかな・・・と。私は、決して一人で頑張ったのではなく、主人や家族の支え、友人の励ましがあり、そして小山先生をはじめ沢山の看護師の方、受付の方の力があってこその新しい命であり、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。お世話になりました。みなさんのもとにも一日も早く幸せが訪れますように!!

2010年04月

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